相生湾に面した公園。東西に長く伸びる立派な防潮堤には
数メートルごとにオシャレなベンチが完備され
キラキラと輝く穏やかな海を眺めながら散歩するのにぴったり。
毎年5月の最終土・日に相生湾で開催される『ペーロン祭』では
前夜祭として約5000発の花火が打ち上げられる「海上花火大会」や、
祭のメインイベント「ペーロン競漕」における
町一番の特等席として、大勢の観覧客で埋め尽くされる。
祭の数週間前から、ペーロン船の練習風景を見物しにやってくる市民も多く、
ドン!デン!ジャン!の太鼓に合わせて団結するチームの練習風景を見ながら
「あの船はこぎがええ」「ええタイム、出しているなぁ」など
かつて自身も選手として活躍したOBたちが評価している。
「蔓島(通称:おわん島)」のモニュメントは、ねじれた二つの輪の中からおわん島が見えることから名付けられたそう。
傍には、かつて勤労者が対岸の造船所に通った浮き橋(皆勤橋)の写真もあり日本の高度成長期をしのぶことができる。
園内には今はなき皆勤橋のモニュメントやペーロン船を漕ぐ様子がわかるオブジェなども点在
相生湾を眺めながら散歩するのにちょうどいい。海を渡る風が清々しく、夕刻には美しい落日も楽しめる
花ちゃん
『ここから見る花火が一番キレイ!花火の打ち上げている瞬間や水中花火もバッチリ見えるので、毎年家族で早めに来て、席をキープします』